日本橋本町菓子処 は、現在準備中です。

2021/04/20 22:04

低糖質和菓子製作には、
プロデューサーや開発者たちの数々の苦労と工夫がありました。
「カラダに良い和菓子菓子とは何か?」
「糖質をおさえる為にはどうすればいいか?」
さまざまな試行錯誤を繰り返し、
辿り着いたのが福もちと葛ねりんです。

そんな我々の開発の裏側を知っていただき、日本橋本町菓子処をもっと身近に感じていただきたい!と思い、
【「低糖質和菓子」開発裏話】と題して、これまでの誕生秘話をお届けさせていただきます。


「福もち」シリーズに使われている、和菓子の肝心かなめ『お餅』のお話です。


「福もち」シリーズに使われている餅生地は、
一般的な餅系和菓子100gあたりに比べて、
糖質量を半分以下に抑えています。

糖質を多く含む「もち粉」の量を他の商品より減らすことで
大幅な糖質カットを実現しています。

ただ、もち粉の量を減らすということは、
お餅本来の伸びや食感が従来のものよりも弱くなってしまうということです。

それに加えて、各商品に含まれている竹炭やもち麦、アマニなどのスーパーフードは、
すべてあんこではなく、お餅部分に配合されています。

これらを混ぜ合わせただけでは、生地はまとまらず、
開発初期の段階では生地がパサパサになってしまいました。
原料も普通だったら絶対にお餅が伸びない素材ばかりを使っているので
当たり前ですね(笑)。

そこから試行錯誤を繰り返した結果、
スーパーフードを含めた原料すべてを連結させることに成功しました。

これにより糖質を抑えつつスーパーフードを配合した「日本橋本町菓子処」オリジナル餅生地が完成したのです。

もちろんスーパーフードを使わず、もち粉の量だけを減らして、糖質カットをさらに突き詰めることは可能です。
逆にスーパーフードをたくさん入れて、機能性を特化させた和菓子も作れると思います。

ただ、それだけでは私たちが目指してきた本当の意味での「カラダが喜ぶ和菓子」ではありません。

糖質カットとスーパーフード配合、そのどちらも兼ね備えてこそ

「日本橋本町菓子処」の福もちシリーズに魅力があるのではと我々は考えます。


それに、どちらかに特化しただけの和菓子は、
それはそれで美味しくないと思いますし(笑)。

是非これから「日本橋本町菓子処」の福もちシリーズを食べるときは、
味や糖質に加えて、餅の食感や伸びにも注目しててみてくださいね。